同期総出演の誕生会。

１２月からの１ヶ月半もの期間、総会、打ち合わせ、ワークショップ、旅行、等々、

日本人との交流ばかりをしていたため、

元々あやふやであったスワヒリ語が恐ろしく退化している。

カムバック　スワヒリ語！！

と、叫んでも、もう遅いし、カムバックしたところで・・・・。

また、地道にやるしかない。

と、思っていた矢先、同期隊員の誕生会への誘いがかかった。

はじまりは訓練所時代にまでさかのぼり、

誕生日をサプライズ的に派手に祝うことが風習となっている協力隊だが、

今回の主役は、２０１１年開始わずか２日目にして肩に腱損傷、脚をバイ菌に虫食まれるという不運続きの隊員とあって、みんなの大きな同情が重なり、いつも以上のサプライズを用意して参戦することとなった。

今回の行き先はエルドレッド。

活動に支障のない週末を利用し、各地からマタツで２～８時間ほどかけて移動。

土曜の夕方に集合し、日曜の午前中に帰るという弾丸スタイルである。

長い移動中のマタツの中からは、４２部族によって異なる家の造りや服装、顔つきの違いを楽しむことが出来る。

それをたまーに起きては見つめ、そして、すぐまた寝る。

ということを繰り返すうちに、無事目的地に到着。

別名、チーズ隊員と私が勝手に呼んでいる彼の家は高原に広がる牧場の中にあった。

彼は、いつも極上のチーズをみんなに届けてくれる気配り上手の隊員である。

家から徒歩１分。刺激臭が漂います。

到着してみると、先週末の急な企画だったにもかかわらず１０人もの同期隊員が集合していた。

準備とともに夜を迎え、彼の同僚たちも含めておいしい食事を楽しんだ後、
今回の特別サプライズのビデオレターの上映会。

ケニア隊員はもちろんのこと、
５日間でかき集めた世界各国の隊員からのビデオレター＆メッセージをドド～ンとプレゼントした。

サハラ砂漠以南ということもあり通信状態が悪い中、
体育隊員、ランニングのユニフォームで張りきって登場。
From エチオピア　　協力ありがとう！

飼い猫のシンバと仲良く出演してくれた体育隊員。

Take５にも関わらずこのNiceSmile。

From エジプト　　協力ありがとう！

これには彼も、泣いてこそいなかったが、非常にうれしそうだった。

その後には、Mr.Birthday隊員が住むモロッコと中継をつなぐという夢の企画も実現し、

スカイプの利便性を改めて実感するひとときとなった。

いや、感動をかみしめるひとときとなった。

Mr.Birthday隊員。この男の手にかかれば
誰の誕生日も思い出深い記念日に！
From　モロッコ　　協力ありがとう！

とにかく、今回の企画は大成功！！

（私の場合、主催者の側で非常に満足しきるということがよくあるが・・・。）



今回、協力いただいた各国の隊員様方ありがとう。

VTRは予想通り、大爆笑の嵐でした。

Hayato隊員の２０１１年が、ここから巻き返せますように・・・。

そして、みんなにとっても幸多き１年になりますように・・・。