多くの支援団体に支えられながら、多くの学校に生理用ナプキンを渡しているエスタの活動を昨日知ったからである。
その配布されているナプキンは、日本で一般的に使用されているものと同じ、ナイロンの使い捨て商品である。
ケニアではナプキンが買えないために生理の期間は学校に行けない生徒までいる。
よってナプキンの無料配布は、各学校からとても感謝されている活動なのだ。
しかし、この使い捨てナプキン。
全て使い終わったら、また同じ問題に突き当たることも目に見えている。
ということで昨日、
「彼女たちにとって、ナイロンナプキンよりもっといいものがあるよ」
という提案をして今日の布ナプキンの紹介に至ったわけである。
以前、布ナプキンの作り方や指導法を先輩隊員から教えてもらう機会があった。
この布ナプキン。
布で出来ているので肌がかぶれたりすることがなく匂いなどもない。日本では洗濯の手間などもかかるため、全く普及はしていないが、
一度使ってみるとこれが想像以上にいいものだということに気づく。
この布ナプキンなら古着やケニアの伝統的なカンガ布を利用することで肌にやさしく、
低コストで簡単に作れるうえ、何度も洗って使えるので経済的にも非常にオススメなのだ。
昨晩あわてて作成したサンプルにも非常に興味を示してくれて、
一緒になって作り方も伝授した。ナイバシャ内の全ての学校を対象に活動しているエスタ。
とにかくこの人は、行動力がある。
来週から布ナプキンとエイズ教育とストップ割礼の活動を合わせた活動が彼女と共にはじまる。
エスタに連れられて昨日挨拶をしにいったおっちゃんに、本日また挨拶に行った。 気さくなおっちゃんと思って気楽に話していたが、 この人が市長だったということに本日気がついた・・・。 |
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