「体調不良」や「無断」で学校を欠席する女子が多くいる。
実際、学校を訪問した際に何の前触れもなく学校長からその問題点を聞くことがあり、
チャリティ団体が使い捨てナプキンを無料配布する活動も連日新聞に載っている。
しかし、私の知っているナプキンは全てパンツに装着するタイプのものである。
「果たしてナプキンも買えない子が、パンツをちゃんとはいているのだろうか。」
という疑問を以前から感じていた。
今日一緒に活動していたおばちゃんの話によると、
「ショーツはいてない子なんて、村に行けばた~くさんいるよ」とのこと。
それはスカートの下に何もはいてないということを意味し、
普段はたいして支障ないけど、生理になんてなろうもんなら絶対外出できない。
とのことで、なんか同じ女性としてショックでもあった。普段は支障ないってどうよ・・・。
その真相を確かめるより前に、
「ならば新型布ナプキンを考案するしかない!」と考案し続けていたある4月の夜、
新型布ナプキンが突然誕生した。
その日の夜は同期のマリ隊員とサチコ隊員が来ていた。
うちにあるナイバシャはナイロビから近いということもあり、ナイロビ市内の夕方の大渋滞(2~3時間はザラ)を避けるべく、訪問者が突然やって来ては突然泊まっていくということがよく繰り返されている。
真面目な私たちの話題は自然と布ナプキン開発の話へ。
そしてあれこれアドバイスをもらい、考案したものがコレ。
ジャ~~ン!(立体写真) |
こんな感じ |
名付けて「どすこい大相撲ナプキン」なんていかがでしょう。のこった、のこった、なんつって。
決してふざけているわけではないんです。(そうとられても仕方ないですが・・・)
なんと、この新型布ナプキン!走り回っても、前転してもズレないという優れものです!
しかも、3つ折りなので1枚で面を換えながら3回も使えます。1日チェンジいらず!
そして、洗濯して庭先に干していても四角形なのでナプキンと思われない!
「この制作費と洗濯する労力があれば、私パンツと使い捨てナプキン買うわ!」というそこのあなた!
残念ながらこれは、あなたのようなネット環境を持っている女性を対象としていません。
パンツがなくてもOKな布ナプキンとは、わざわざパンツを脱いでいただくのでなく、
もともとパンツのない人専用ということなのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿