実際のところVCT(HIV検査)に行ったことのない層が圧倒的に多いことを思い知らされる。
そして、SEXの際にコンドームを使用しない層も非常に多い。
その理由が無料で支給されるコンドームが不足しているからだという若者さえいる。
その理由が無料で支給されるコンドームが不足しているからだという若者さえいる。
15~65歳の10人に1人がHIV陽性者というケニアの現状なのだから、
『SEXしたけりゃ、コンドームくらい自分で買え。その金もないなら、我慢しろ。』
ということに尽きるけど、それが出来たら苦労していないというのも現状である。
『SEXしたけりゃ、コンドームくらい自分で買え。その金もないなら、我慢しろ。』
ということに尽きるけど、それが出来たら苦労していないというのも現状である。
以前にも書いたが、
村に行くと地元では人目が気になるため検査へいくこと自体を躊躇したり、
HIV検査に行きたくても自分が陽性者だと疑われることを恐れたり、
コンドームを使いたくても自分が不特定の者とSEXしている遊び人だと思われたくなくて
言いだせないという若者がかなり多くいる。
これは、なにもケニアに限ったことではなく感染率の違いこそあれ日本も同じである。
HIVは感染経路がはっきりしている予防可能な感染症である。
欲求や感情に左右されて感染してはならない。
発見されてから30年も経過しているのに、
人類はいつまでもHIVウィルスに弱味に付け込まれ、
振り回されている場合ではないのだ。
(さて、私は一体誰目線で話しているのでしょうか。笑)
というわけで今回、これに伴いケニアの未来を担うカップルのための代弁ステッカーなるものを考案した。
日本でも飲酒運転撲滅キャンペーンなどで、飲み会の席で使える『私、本日ドライバーのため飲めません。』と、
やんわりとアルコールを断れるステッカーがあったが、そこにヒントを得た。
これから交際するであろう若者たちや、HIV陽性の人々、
すでに付き合っているけれど『コンドームつけよう!』『VCT一緒に行こうよ!』と言うのに抵抗を感じているカップルの気持ちを代弁できちゃうステッカー。
『Because I LOVE YOU !!』
今回の中間報告会でも発表し、JICA職員やエイズ対策隊員からも多くの賛同を得ることが出来た。
ナイロビで配布の準備を済ませ、これからVCTを受けに来た人や、学校教育プログラムやイベントで他の隊員の協力をもらいながら出来るだけ多くの人に配布しようと考えている。
ナイロビで配布の準備を済ませ、これからVCTを受けに来た人や、学校教育プログラムやイベントで他の隊員の協力をもらいながら出来るだけ多くの人に配布しようと考えている。
近くのホテルなどにもコンドームとセットにして置いてもらえればより効果が期待できるかな。
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