2011年6月25日土曜日

無関心。

『街角広告なんて、見てもらえないことのほうが普通。見てもらえたとしても、一瞬。』

NHKプロフェッショナルでカリスマアートディレクターが言ってた言葉がずっと頭に残ったまま
少しでも無関心の大衆の目線に引っかかるポスターを考えていた。

含めた情報
<ケニア政府が発表している最新の感染率は近年再び増加して7.1%です>
<各地方別の感染率:ニャンザ14.9%、ナイロビ8.8%、コースト8.1%、リフトバレー6.3%>
<しかし、HIVに感染している84%の人々は、まだ感染に気づいていません。エイズの症状が出た時点でようやく感染していたことに気づきます。新規感染者の44%は異性間性行為で感染しています。何も特別な人たちではなく、あなたと同じ様に恋人や配偶者のいる人たちです。“自分のHIVステイタスを知っておくこと”“コンドームを使用すること”これはケニアで生きる私たちにとって当然のマナーです。また、もしあなたがHIV陽性であったとしても、現在は治療を受けることによってあなたの人生をたっぷり楽しむことが可能なのです。>(赤黒2色)



こういった情報は、HIV/AIDSに関心のある人ならすぐに知り得る情報である。

HIV/AIDSについては毎年保健の授業で扱っていたこともあり、この分野の情報には敏感だった。
しかし、それより以前の大学時代、高校時代を振り返ってみると無関心だったためまったく記憶がない。

ケニアで確実に増えだしている感染者も、きっとそういった無関心の人々なのだろう。
以前も述べたがHIV教育とは、感染する前に自分のこととして捉えさせること。
教育に加えて急務なのは、無関心である一般大衆の目線を何らかの手段でHIVAIDSに向けさせること。
しっかり向き合いさえすれば、現状を示す情報から深刻さが伝わり、自身の行動変容に繋げざるを得ない問題であることは確かだ。
比較的意識の高い病院や地域の保健関係コミュニティに集まる人々向けではなく、自分には関係ないと思い込んでいる一般大衆向けの活動の必要性をいつも感じながら、
考えたポスターを電車のつり革広告ならぬ、マタツのシートや天井、側面に貼るステッカータイプにもしてみた。
マタツでの長時間の移動中少しでも視野に入れてもらいながら、下車する時に少しでも脳裏に残ればいい。

VCTのこと』、『HIVのこと』、『恋人のこと』、『コンドームのこと』、・・・・・。

それらを踏まえて、自分としてどうすべきか。
考えるきっかけがとなればいい。


昨日、その第1号をナイバシャに帰るマタツの壁に貼った。
同期隊員も任地で貼ってくれたようだ。 
JICA事務所の壁にも貼っていただいた


一人でも多くの新規感染の予防に繋がれば、うれしいのだけど。

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