最年少記録の更新です。
まぁ、こちらからしてもケニア人の年齢が見当つかないこともあるので、
あちらからしても見当つかないのは十分わかる。
しかし、18歳とは・・・、去年、私が担任していた生徒たちの年齢ではないか。
同じ制服を着ている自分を想像するとやはりありえない。
そして、わざわざ想像する必要はない。
この間、盗難にあった際に非常~にお世話になった男子大学生にも
「若さを保つ秘訣を教えてください。」とメールで質問され
「わたしゃ、森光子か。」と、つっこんでしまった。
そういえば金さん銀さんも、毎年聞かれていたこの質問。
若さの秘訣とは、基本的に若くない人に向けて発せられる質問である。
随分はやくに言われてしまった。
他人からの褒め言葉を素直に聞き入れられないのが30歳なのかもしれない。
そうはいっても、大学を卒業した頃から早く30歳になりたかったタチである。
多くの経験を積んで、安定感も華もある30歳に早くなってみたかった。
なってみると、全く変わっていない私がいるが・・・。
なので、ケニアで年齢を聞かれることは滅多にないのだが、いざ聞かれた時には
『何歳に見えるでしょう?』という、飲み会でありがちなプチクイズ大会は開催せず、
間髪入れずに「30歳だ!」と即答する。
そうすると大抵のケニア人はのけぞる。それほど衝撃力のある私の年齢。
そして、次がお決まりの
「子供は何人いるんだ?」という質問。
「結婚してないから、子供はいないよ。」
と答えるとどうなるか。
MIHARU!どうかしてるぞ!というニュアンスを十分含みながら、
「どうしたんだ!?なぜなんだ!?」と、またまた超驚くケニア人。
「どうもこうもない。してないったら、してないんだよ。
事件でもなんでもなく、30年間、割と真面目に生きてきましたが、何か?」
中には、オーマイゴッド!!
のように使用する「ガ~イ、ガ~イ!」を連発して、天を仰ぐ人までいる始末。
「おいっ、私の人生を過ちとして神に救いを求めるな!私は自分で決める!」
などと思いながらも、日本では全然珍しいことではなく、平均初婚年齢は今や29歳に差し掛かっているんだよ。ということや、結婚するつもりはあるし、むしろここまでは予定通りなんだよ。と、自分の結婚観を含めての人生プランまでも熱く語ってあげる。
自分の人生に理想を持ちすぎて理屈っぽく語ってしまうのが30歳なのかもしれない。
そうすると、
「ケニア人の男はいいよ。強くて、頼れる。ここで早くケニア人の旦那を見つけなさい。」
と、これも必ず決まって言われる。
今やケニアで一夫多妻制が残っているのは少数の民族だけらしいが、その民族の中にはなんと26人もの妻を持つ男が存在するらしい。どうなってんだか。
極端な例ではあるが、26人のうち最初でも真ん中でも最後でも、どの辺でも嫌だ。
夫婦になり家族をつくることに関しては日本の男女よりよっぽど長けていそうなケニア人。
日本に帰った後のために、その極意を伝授していただきたい気もするが、こればかりは適当なこといってるとやっかいな事態になることも予想されるので、
「日本語が話せる人がいいし、浮気性のケニア男性は結構です。」
と、きっぱりと即答している。
この流れを、帰国まであと何セット繰り返すのだろうか・・・。
しかし、万国共通で、こういう類の話は間違いなく盛り上がる話題であることは確か。
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