私には約束があるからだ。
ハエの量や血の量などに面食らってしまい、やっとのことで笑顔を作り挨拶した見学の日。
足のやけどで両スネの骨が半分見えている人。(以下、メリーおばちゃんA)
糖尿病で両足を切断した人。(以下、メリーおばちゃんB)
次の日に思い切って話しかけに行ったら、当たり前だが普通のおばちゃんたちだった。
日常の中の入院患者と物珍しく見ている訪問者では、解り合うことがないのも無理はない。
ベッドが隣同士の2人のメリー。
ケニアでは同じ名前の人がいっぱいいる。
メリーに関していえば、このおばちゃんたちはケニアで出会った7人目と8人目のメリーである。
私たちのいつもの最初のやりとり。
私 「メリー!調子どう?手術の日決まった?」
A 「まだ!5ヶ月待ってるけど、まだ。笑」
私 「まだか~。きっと、明日になってもまだよね。笑」
私 「メリー!調子どう?退院の日決まった?」
B 「まだ!誰も教えてくれないから、まだ。笑」
私 「まだか~。きっと、明日になってもまだよね。笑」
私 「念のため、明日も確かめに来るわ。笑」
ここからは、その日によって色々。
A&B「MIHARUは今週末何するの?」
私 「ナイロビいってくる。」
A&B「楽しんで、また話聞かせてよね。」
私「もちろん。2人は何かする?」
A&B「ベッドの上で生きるわ。笑」
私 「だよね。じゃ、ベッドで待ってて。笑」
などなど。
私 「ほなまた~。」
という感じ。
今日は、昨日約束したカメラを持っていったため2人はいつもより小奇麗にしていた。
皮膚の移植手術待つこと5ヶ月、メリーおばちゃんA。 |
写真のために着替えた!メリーおばちゃんB。 |
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