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2012年2月23日木曜日

背中をポポ~ンっと。




文字通り「決戦は金曜日」となった17日はHAPAの翌日ということもあり、

選りすぐりのベッピンさんたちがビラ配りの手伝いに来てくれた。


バレンタインもすでに終わった後ということで

日本人らしくちゃんとビラも作り直した。

(ケニアではメリークリスマスやハッピーニューイヤーなどの
デコレーションなどを余裕で1カ月以上放置して掲示し続ける)

意外にも検査が無料であることを知らない人も多く、

VCTテントの真ん前で「どこでやってるの?」と聞かれることもあったため、

その辺を強調して刷りなおした。


この日準備したビラ5,600枚。

金曜日のランチの時間帯の短期集中決戦!

配って。
ビジネスマンもいっぱい通ります。
ケニア男性のシャツの着こなしは本当にスマート!
パリッと、シャキッと。

こっちでも、配って。
炎天下の中、幸せを呼ぶ奇跡の麦わら帽子も大活躍。

こっちでも配って。
暇そうな男性グループは行く確率高し。
「あんた、ステイタス知ってるの?暇ならちょっと寄ってかない?」
こっちでも配って。

新隊員のアジアンビューティーさんも手伝いにきてくれて大助かり。
まだ先進国の雰囲気が漂っています。

こっちでも配って。
こちらは(ハナっから)ベテランの風格、古株隊員。
デンジャラス都市ナイロビの渋滞までも味方につけたこの戦法。

 こんな風にも配って。





その結果、

この日はカップルもしくは、

今まで検査を一度も受けたことがない人に

限定したにも関わらず、


5つのVCTに入りきらず人があふれ行列に。

そして、そのほとんどが男性。

ベッピン度合いは海を越えると魅力3割増の模様。

ちゃんと列に並ばせ、流暢なトークで和ませるなっちゃん隊員。
みんなうれしそう。



外国人だからその敷居を低くしたのかもしれないし、

外国人だからいつもは持たない興味を引いたのかもしれないし、

ただ単にめっちゃ暇だったからかもしれないし、

最近の性行動に不安要素があったからかもしれない。


正誤性はともかく、幼いころから飽きるほど

繰り返し刷り込まれているHIV情報の数々。









彼らが今まで受けたことなかった検査を

その日受けた理由は

どこにあったのか。






その理由は意外と単純で、

笑顔で背中をポンっと押されただけのことなのかもしれないな。


と、思った促進活動だった。



そして、「決戦の金曜日」は夜の部へ突入・・・。

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