大学の中には寮もあり教会として集える場所もあり、いくつかのサークル活動をしている学生も見かける。
そして特筆すべきことといえば、至る所がカップルだらけ。
普段、任地では全くといっていいほどカップルの姿を見かけない。
ナイロビ市内でも思ったほど見かけない。
だからケニア人って情熱的に思えて、人前での愛情表現はあまり受け入れられていないのかと思っていたが、
ここに隠れていたのかー。と思うほどキャンパス内にはウジャウジャとカップルがいた。
恋人たちはとても幸せそうに手をつないで歩いているからね
まるで全てが そうまるで うまくいってるかのように みえるよね
本当は2人しかしらない~
色んなカップルをみるたびに、いつも頭に流れてくる浜崎あゆみのこの曲。
2人で歩いているからといって恋人同士とは限らないし、現在ラブラブとも限らないし、
コンドームを使ってるのか、お互いのHIVステイタスを知っているのか、
そんなことを言い合える仲なのか、何もわからない。
しかし、そんなことには構っていられない。
2日目に増刷した2種類のビラ3,000枚を日曜の午後を楽しく過ごすカップルにバンバン渡していく。
バージョン①ラブレターバージョン 愛するあなたへ 私は幸せも悲しみもあなたと共でありたい。 今からVCTに行きましょう。 神は私たちに愛をより深めるきっかけを与えてくださったのです。 これは私たちの未来への第一歩です。 なぜなら、私はあなたを愛しているから。 *タブーかもしれない神を入れてみました。 “クリスチャンだからテストは受けない”と主張する学生にもいっぱい会いました。 |
バージョン②あなたはコンドマスター? 僕はコンドマスタ―さ。 コンドマスターになるための条件は コンドームを買うこと、使うこと、達人になること、 そしてパートナーを愛していること。 あなたはコンドマスターかい? |
これらのビラはカップルにどんな刺激になっているのだろう。
VCTルームの隣りで配っている場合「行くの?」「行かないの?」
「つか、私たちどんな関係なの?」という空気が少なからず流れる。
ちょっと土足で踏み込んでいく感じもあり、
2人にとってナイストスを上げているかもしれないし、
かなり余計なお世話をしているかもしれないし。
しかし出会ったが最後、こっちも勝手ではあるが使命感を持って実行していること。
ペニスモデルを持ったおっちゃんと一緒に。
初々しい2人の様子、笑って2人でビラをみる様子、黙ってビラを見つめる様子など、
渡した後の反応をしっかり目で追いつつ、“Getting to ZERO”の言葉通り、
せめて出会った人々からは新規感染者を一人もださないことを目指したい。
炎天下の少し遠い場所にもかかわらず手伝ってくれたホワイトビューティ朋恵ちゃん、
天真爛漫の食べこぼし(笑)愛ちゃん、マスター君マスターの学さん本当にありがとうございました!!
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