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2011年3月25日金曜日

ニセレッドリボンズキンちゃん現る。

*序盤は読んでくださっている皆さんを不快にする内容かもしれませんので、ご注意ください。
 

先週は1週間ナイロビに滞在していたこともあり、今日は久々に病院に行った。

案の定、いつも何かと気に障ってくるドクターが

「日本にビックウェ~ブがきたらしいじゃないか?
 みはるを東京で見かけたってヤツがいたぞ!津波は見れたのか!?」と、喜んで聞いてきた。

カチンときたのはいうまでもない。
こみ上げる怒りを、全てため息に変えて吐き出した。
ただ無言でにらみつけて、「私はとても悲しいです。」とだけ告げた。
本当に悲しかったのだ。

彼はどうして医者になろうと思ったのだろうか。と、いつも疑問に思っている。

他のオフィスに行くと、私の手をとり涙ぐんで日本のことを心配してくれる人、
家族の安否を聞いてくれる人が多くいた。

いつも感じることだが、住んでいる環境や国がどうこうではなく、要は人間の話だ。

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今日は今後の改善点に向けて直接、病院長とセンターのスタッフとが会議がもてるということになっていて、少々、いや、、、かなり期待して行ったのだが、院長に突然の来客があり来月に延期となった。

それに関してはたいして不満でもなかったが、その返答を待っている間に 

「誰が院長に私たちのセンターが問題だと告げ口したのか?」
「例えばの話、ミハルが誰かに告げ口されたらどう思うか?」
「私たちは日々、改善に向けて努力しているじゃないか!?」
「患者は私たちのサポートに満足しているわ。」
「ミハルから、そう言ってくれよ。」
「私たちは誰もサボってないし、昼食の時間も1時間しかとっていない!」
「それを言うなら、他の科もサボっているぞ!」

と、全ての疑いと不満が私にきた。(完全に後のほうは、よく分からない言い訳)

30分間、じ~っと黙って一通り聞いた後、

「あなたたちが、なぜ私にそれを一生懸命説明しているのか理解できないけど、

 要は、ここにいる患者に対して行動で示せばいいことです。」と、話した。

彼女達は、平気で嘘がつける。

来月に延期になった会議では、どのように院長とスタッフの前で話そうかと今日はずっと考えていた。


その夕方には気持ちを切り替え、なんとレッドリボンずきんちゃんのTシャツのサンプルが既に出来たと聞いたので、ワクワクしながらお店にチェックに行った。

拡大データを送って、何度も間違えないように念押しした漢字の「青年海外協力隊」の文字。

ケニア人には到底難しいであろうその日本語が、完璧に印刷されていた。

そんな、細かい仕事が出来るんだ!!と感心したのも束の間。


前面の重要ロゴ、レッドリボンずきんちゃんを見て驚愕。



思てたんとちが~~~~~~~う!!


まぁ、クスッと笑わせてはいただきましたけれども。

その他にも大きな修正点を5つ確認し、次の来店は月曜日となった。


鳥人になって、どこかへ飛んでいきたい、そんな一日だった。

あ、飛べないか・・・・。

4 件のコメント:

まりえ@ナロク さんのコメント...

お疲れ様~。
レッドリボンずきんちゃん、ずいぶんメルヘンなお顔に・・・。
(心ひそかに何か企んでるようにも見える)
ぷぷっ。
無事出来上がる事を祈りま~す。

MIHARU さんのコメント...

>まりえちゃん

え!?メルヘンに映っちゃった?
何星人?ってくらい不気味なんですけど~。

皆様にしっかりお届けできるように
色々注文つけてきたから
楽しみにお待ちください!
と、言ってはみたものの・・・。

加藤マリ さんのコメント...

マリ笑いレベル8くらい面白かった。
私の笑いを誘ったことにより、私のケニア人に対する免疫能力を少し上げてくれました。
さすがレッドズキンちゃん!
なかなか楽しそうになってきたね。先輩。
Tシャツと、先輩の奮闘楽しみにしてるわ。

MIHARU さんのコメント...

>マリ
ということは、
マリ笑いレベルMAX5を優に超えていると理解していいのですね?
ま~、その免疫力を現場で是非いかしてくださいな。
色々盛り上がってまいりましたね~^^