2011年3月3日木曜日

種蒔き。

先日のWS(ワークショップ)に後押しされ、ことあるごとに自分から発言する勢いが止まらない。

一緒にWSに参加したセンターの所長は今や一番の味方になり、会えばどのようにセンターを改善していくかの話題が尽きることは無い。しかし、WS後2人とも研修や出張が重なり会うこと自体が難しいこの頃。

その理解者である所長がいないセンター内で、私がふと発言した言葉。
「このセンターには、サービスが欠けているよね~。」

これが、多くのスタッフの怒りを買った。
もちろん失言ではない。
思ったままのことを、ず~っと思ってきたことを「このタイミングだ!」とばかりに言ってみたのだ。

「私達のサービスのどこが問題だというの!?ちゃんと出来ているじゃないの!?」
というスタッフたちに

・患者の待ち時間が長いこと
・患者のプライバシーが一切守られていないこと
・患者に対して何の情報提供もできていないこと
・デフォルターになる人が毎月約40人もいるのに何の手立てもしていないこと
・ただでさえ狭い施設が有効に使用できていないこと

などを、非常に淡々と説明した。

そうすると怒りはさらに収まらず、言い訳!言い訳!言い訳!がひたすら続く。

私はもちろん、それを全く軽く聞き流す。

そして、引き続き

「私はここで働くスタッフはよく働くし、問題なんてないと思っているのよ。
 ここに足りないのは、よりよいサービスを提供するためのシステム。
 システムに問題があるのよ。そして、私にはそれらを改善するプランが既にあるわ。」

と加えると、どうなるか。

びっくりするくらいに
「ほほう。問題はシステムなんだな!?」となり、

「で、どうすればいいのかね。」となる。

「よく働く」の部分になぜ誰も違和感を持たないのだろうか?という疑問は今回は置いといて、
期待が高まったことを確認し、
「今度所長がいるときに、そのプランについてじっくり話しましょう。」
と、かなりもったいぶってその場を去ってみた。

実質、3週間後にしか会議を開くことが出来ず、実施はその後になる。
随分先のことになるのだが。

壁に貼ったポスターが彼らに何かの始まりを予感させていたらいいのだが。

大改造!劇的ビフォーアフター!の始まりを。 そう、劇的に!

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