以前お世話になったシニアボランティアの入澤さんが監督を務めていたケニア女子バレー代表が
日本でおこなわれているワールドカップで日本と対戦することを早朝のニュースで知った。
昨年、ナイロビで練習を見学させていただいたことを思い出した。(過去ブログ「入澤監督の言葉。」)
「活動に遠慮はいらない。やってみたいこと全てやればいい。
みんなは何やったっていいんだ。言葉が通じなくったってやればいい。
文句いわれたって、失敗したって、JICAや勤務先に嫌われたって、たかが2年。
2年間で終わる。
帰国する時に自分で編集した素晴らしいDVDに満足して終わるために
協力隊やってるんじゃないんだ。 絶対に遠慮しちゃダメだぞ。」
あれから、もう1年もたったのか。
今でも、ことあるごとによく思い出し、その度に私に力をくれる入澤親分の言葉。
今日は「一発かましてやろう。」と考えていたことがあり、そんな一日の始まりにそのニュースを知ったことで、
「今日という一日はもしかして大きな転機になっちゃうんじゃないかしら!?」と、多くの期待をしながら、
背中から湯気でも立ってるんじゃないか?と思うくらい意気揚々と玄関を出た。
その目的は第2回目のユース代表会議で世界エイズデー(12月1日)の企画をするという願ってもないチャンス。
さて、、、、そもそも世界エイズデーって何なんでしょう。
よくよく考えれば、悲しい日だと思えなくもないこの日。
でも、ユースのメンバーは『Celebration!』なんていってる始末・・・。
祝っている場合ではないし、お祭りでもない。
あんたたち、陽気にうかれてる場合じゃないってマジで。
しかし、ケニアのイベントといえば日本とは比べ物にならないくらい誰も聞いていない中で
何人もの来賓がしこたまスピーチし、集まった関係者だけが歌って踊ってドラマしてポエム読んで楽しんで・・・。
というものだということはすでに承知済み。
これって、ケニア文化で済ませていいのだろうか?
と、いう部分にここはひとつ迫ってみようということで、
ありとあらゆる自分の思いの英訳を英辞郎大先生に完全に頼りつつ、
昨夜作成した「ケニア式イベントへの問題提起&改善点」の文書をPCごと持参した。
開催する目的の明確な設定、
誰のためのイベントなのか、
ターゲット層をどこに絞るか、
お祭り感覚の今までのイベントとの差別化、
無関心層を集客するためのアイディアはあるか、
当日のVCTカウンセラーの数、コンドームの配布数など、
「今こそ言うべき時が来た!!」となったときに、それらしくビシッと言えるようにブツブツ反復練習。
事務所についてもベンチでブツブツ、ブツブツ、ブツブツ、・・・・・・・。
前回最初に来たメンバーは30分遅れだったけど、今日はまだ誰も来ないなぁ。と、催促の電話をしたら
「延期になったんだよ。Facebookでいってたじゃーん!」
と教えていただけた。
「Oh My Goodness!! But That's Life!!」と、納得。
いやいや、今日は少々気合いが入っていただけで、何も特別なことではない。私、キレてなーい。
何やら大規模なユースメンバーの2日間のトレーニングがお隣りの教会で急に?開かれることになったらしく、そっちを訪れてみると100人規模のユースが集まっており、よく見ると前回代表会議で出会った11名のメンバーも所長もしっかりそこに出席していた。
恐るべしFacebookの浸透力。ぱねぇ・・・。
そして、午後の布ナプキン教室も延期。(詳細は割愛)
ということで、持っていたPCと共に半日カウンターパートの隣りで仕事してみる。
制作しようか迷っていたステッカーのスワヒリ版を、この際作ってみるかー。と訳し始めたら、
「見ちゃいられない。」と、これが功を奏し、カウンターパートと事務所スタッフ3名が「あーでもない、こーでもない」と、総がかりで ” 聞く人によってコロコロ変わるスワヒリ語の翻訳 ” を3名共に納得するまで考えてくれた。
これは非常に、非常にありがたかった。
こうして、スワヒリ版ステッカーも無事に完成!
さて、今後はいつ開催されるかわからない次のユース代表者会議にも呼んでもらえるように、
こまめなFacebookのチェックとこまめなSMS送信を心がけたい。
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