バイロンの相方のダニエルに誘われて、先程、ユースグループの練習会に参加してきた。
ダニエルもまたナイバシャとナクルで活躍する地方コメディアンだ。
ダニエルがダンス指導、演技指導を行っていた。
もうすぐ学校がターム休み(長期休業)に入るので、その終了間際に学校を訪問して披露する出し物の練習会らしい。
はい、今想像したものの15%くらいの規模だと思ってください。
たいしたものではありません。
その中で、2人組の即興ドラマが始まった。
楽しく見ていると、
「ハイ、次はMIHARUの番!
ビーチで奇妙なケニアの若者に旅行に来ていたムズング(白人)が求婚されるシーン」
ということで、配役がついに私にふられた。
どの組も、「ATMでのもめごと」「浮気がバレた夫と妻」「街角でナンパ」「コンドーム使用の交渉」など
指名されてからポンと出されたお題に対して、即座に役に入り込み真剣に演じ始める。
ケニア人の得意分野である。
日本人だからといって、指名されてモジモジしていてもしょうがない。
仕方なく言われるがままに、しかし完全に開き直ってビーチのムズングを演じた。
日常によくある会話を繰り返すだけだったということもありすんなり終わった。
最後に、みんなで輪になってダニエルが最近覚えたというザンビアの歌を歌った。
決して明るくはない、お経のようなリズムの知らない言語の歌。
なぜ、敢えてこの曲を選んだのだろうか?と、いう感じの曲だった。
しかし、耳で聞いて覚えることもケニア人の得意分野。
何度も何度も耳で聞き取り、ダニエルの後に続き、最後はそれなりに合唱らしくなった。
「この曲スラスラ歌えるけど、意味はわからないんだ。」
最後にダニエルが高田純二みたいなことを言って、みんなで笑って今日はお開きとなった。
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