2010年10月19日火曜日

便利屋。

自らの存在意義を見出すべく、今までセンターのあらゆる仕事に関わってきた。
嫌な予感は十分にあった。

私が出来る仕事が増える = センターがより良くなる

というより

私が出来る仕事が増える = もっと楽になる人が増える

という循環を今まで嫌というほど目にしてきたからだ。


それがこれからやっていきたい活動の足を引っ張り出している。

やりたいこととは、アウトリーチや外部団体とセンターの関係づくり。
これによって、来なくなった人も含めてセンターに来る人をより多くし、来ている人によりよい環境を用意したいと思っている。

センターの外に出て行かなければ、自分で詳細をつかむ事は不可能だ。

本日はセンターを出て、朝に行われる一般病棟の問診に行くつもりが、
センターの仕事が終わってから行くようにと足止めをされる。

センターの仕事とは、まさに便利屋。

必要とされているといえばされている。

しかし、私が働けば働くだけ、私に任せっきりで、

長い時間チャイやランチから帰ってこない人も増える。

簡単に表すと、「MIHARUがやっといてくれるわ。」ってな感じ。

この現状は、私が1ヶ月かけて作り出したものだ。


私がいることでスムーズに運営出来るシステムの構築。

ではなく、

現地スタッフのみでスムーズに運営できるシステムの構築。


これが、JICAから受け取った私に対する要請である。

しかし、現地スタッフが「患者の待ち時間を少なくしたい」と思っているかどうか、

それが、そもそも疑問なのだ。

センターのスタッフの上司にあたる私のカウンターパートに一言いってもらえば
すぐに解決することだが、何とか自分でどうにか出来ないものかと試行錯誤の毎日である。

いままでも、、
「言葉さえ通じればなぁ・・・」

と散々思ってきた。
それなのに、その「言葉」にちゃんと取り組まず、今まで逃げ続けてきた私。

現状でも十分、ここで楽しく生活はできる。

しかし、もし帰国後に後悔するとしたら
「語学をもっとやっとけばよかったなぁ。と思うんだろうな。」
ということには、とっくの昔から気づいている。

現地語で、HIVについて語り合える自分。
現地語で、HIVポジティブの人に希望を持たせる自分。
現地語で、自分のやり方を納得させられる自分。

なりたいに決まっている。

週末に同期隊員と連絡を取りあうことで、また色んな刺激をもらった。
ありがとう。みんな。


やるしかない。


1 件のコメント:

aki さんのコメント...

そうなんだよね~
やるしかないよね☆
あと1年半…
帰国時は笑って帰ろう!
そのためにお互い楽しもうがんばろう☆