前泊と後泊を入れた18~21日の4日間。
ケニアのエイズ対策隊員19名が一同に集う「第1回HAPA会議」に出席してきた。
今回の開催地は、ケニア第3の都市キスムということでウガンダまですぐの場所、
ビクトリア湖のある西部に初めて向かった。
しかし、このような詳細な位置を知ったのは着いてからのこと。
今回は先輩隊員と一緒ということで全く下調べもしていなかったため
まさか6時間もの間、バスに揺られることになるとは思ってもいなかった。
その6時間の内訳は、
先輩隊員とのおしゃべりに30分、
超固いトウモロコシ(メイズ)を休み休み食べるのにアゴが疲れきって1時間、
その他の4時間半は、もちろん爆睡。ZZZ・・・。
マタツでの移動は狭すぎるがゆえに身体が固定されて、むしろ寝やすい。
激しく揺れるマタツの中で、
鈍感に寝続ける私を大変うらやましがる先輩隊員。
嫌味ならともかく、本気でうらやましがられてしまい恐縮する。
「先輩が隣りにいてくださったおかげですから。」
全く理由にはなってはいない。むしろ、逆に失礼・・・。
日が暮れる前にキスムに到着し、エイズ対策の同期隊員とたった1週間ぶりの再会を果たした。
標高の高いナイロビやナイバシャからは西部に向かうのも、東部に向かうのも山を下ることになる。
そこは、私たち日本人が想像する赤道直下の国、灼熱の国、ケニア。
恐るべしマラリアの蚊が主に生息する地域である。
ホテルでは、贅沢に扇風機をつけながらネットの中で就寝。
めずらしく頭痛がする。しかも、とてもひどい。
車中で食べたメイズに疲れ切ったコメカミが熱を帯び、悲鳴を上げていた。
自身のアゴの退化と、頭蓋骨が歪んでいることを、
ズキズキと実感させられた夜だった。 (in モスキートネット)
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