私はケニアの午後を過ごしている。
日本の一日が動き出す朝の6時。
その時、
ケニアは一日が終了する夜12時。
遠く離れた日本とケニアの物理的な距離を、一番実感する瞬間。
私はいつも、耳をすます。
~朝のリレー~
谷川俊太郎
カムチャッカの若者が
きりんの夢をみているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクをする
この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ
2 件のコメント:
谷川俊太郎さんには思い出がたくさんです。
でも,やっぱり海外で生活していると,
また違った感覚で読むことができました☆
こんなに感じ方が違うんだなー ってちょっと不思議♪
日記にこの詩をのせるGUTSもステキ♥
今更やけどGUTSって・・いいあだ名だね!!ww
小学校の時に大好きだったこの詩が
最近よく頭をよぎります。
自分の居場所を含めて、世界に知り合いがいると
感じ方が違っておもしろいよねぇ。
GUTSって英語では内臓の複数形らしい(笑)
でも、大学のころから
みんなに気軽に呼んでもらえて気に入っています。
ガッツ!って
自分に対して叱咤激励してもらってる気がするんよね!
今更ながら、ありがとう!
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