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2011年2月7日月曜日

ヘルズゲート国立公園。

久々に任地ナイバシャでゆっくり過ごした今週末。

そこに、金曜の夜から2泊3日で先輩隊員が3人もナイバシャ観光に来てくれた。

土曜日にはMt.ロンゴノット登山に出かける先輩達をしっかり見送り、

本日の日曜日はヘルズゲート国立公園に一緒に遊びにいった。



ナイバシャの町からマタツで30分(60シリング)かけて到着。

ヘルズゲートといっても、直訳の「地獄の門」という意味の恐ろしい場所ではない。
一風変わったサファリを楽しみたい人たちに人気の観光スポットとあって、ケニアでは唯一サイクリングサファリやウォーキングサファリが楽しめる国立公園である。

今日の私の相棒は、高校時代以来、久々のチャリンコ。

資料によるとライオンやチーター、ヒョウなども生息してるらしいこの国立公園。いずれも活動時間が早朝なので遭遇は難しいかな?
しかし、万が一のためにといって、その注意点について入り口で説明を受けたりすることは特にない。

さて、今日はどんな動物達に出会えるか?!
楽しみだな~。

火山活動によって生まれた360度の絶景に圧倒されながら、見とれながら爽快にチャリを走らせていく。

サイクリングやロードバイクを趣味とする
先輩たちの華麗なギアさばきにマウンテンバイク初心者の私は必死についていく。

走行15分後、早速道端には、キリン・シマウマ・ガゼル・イボイノシシ・ バッファロー・インパラたちの姿が続々と出現。
おばちゃんみたいな顔してるバッファロー。
興奮させたら、何が起こるのだろう・・・。

その後、いったん自転車を降り、長い年月をかけて
河川で浸食された渓谷を、徒歩で見てまわることにした。
今回は2時間コース(ガイド付き)を選択。

足場の悪い場所が多々ありながらも、
岩と水に囲まれてとても涼しく快適な道中。
キャベツ農家のおばちゃんにバッタリ遭遇。

では、ありません。

今日の私のとっておきのサイクリングスタイルですが、
何か??

近所ですからね。
気負わず、ぶらっと来た感じで。




ここはハリウッド映画「トゥーム・レイダー2」の撮影で
アンジェリーナ・ジョリーが訪れた場所らしい。



水の力で作られた芸術品に圧倒されっぱなしのツアー。



人類発祥の地ともいわれている
グレート・リフトバレーに位置する、ここナイバシャ。
至る所に黒曜石が落ちていて、
太陽の光を反射させて輝いている。

約400万年前にこの地にいたアウストラロピテクスも、
その後の進化の過程でこの黒曜石を道具として
使用したかもしれないなぁ。

そう想像するだけでも、何百年も前から変わらず
ここに在り続ける巨大な石の魅力に興奮してしまう。
 地熱運動が続いているため、所々温泉が噴出している。

しかし、ここはケニア。
たっぷり湯をためて、入浴している人は誰一人いない。


その後、またチャリンコにまたがり元来た道を引き返す。
今度はそこで楽しんでいる人間たちに目を向けてみる。
崖の上でキャンプをしたり、険しい崖でロッククライミングに挑戦したり、バードウォッチングを楽しんだりと、他にも色んな楽しみ方があるようだった。
私達の今回の所要時間は5時間。たっぷり楽しみつつ、また新たなナイバシャの魅力を発見できた。


1列3人席に6人乗車中。よくある光景。






そして旅の最後はいつも通り、
15人乗りのマタツに20人以上乗車して
ギュウギュウ詰めになって町まで帰った。



突然訪問してくれた先輩たちのおかげで
とても、よい休日になった。



2 件のコメント:

kendi さんのコメント...

2日間も面倒見てもらってありがとうございました。
2日間ロンゴノット、ヘルズ・ゲートと炎天下、ハイキングしていたのがたたり、首周りの皮が早くもむけています。ヘルズ・ゲートはもう一回ゆっくりと行ってみたいなーと。またよろしくお願いします。

Miharu Shimizu さんのコメント...

> kenjiさん!

コメントありがとうございます!
初心者の私が言うのもなんですが、炎天下でのサイクリングは
カバー付きの麦わら帽子をオススメします。

いつでも、必殺ハンバーグ&酒はウェルカムですので
是非またいらしてくださいね。
こちらこそ、ありがとうございました☆