Translate

2010年9月5日日曜日

手打ちうどん。

午前中は畑仕事をして、しばし休憩のあと1週間の食材の買い出しに出る予定が、突然の雷雨に見舞われた。
止みそうにないため急遽予定を変更し、余っている小麦粉を利用して手打ちうどんを作ることにした。
就職してからの8年間、実家暮らしにどっぷり浸かっている間は
微塵も見せることのなかった料理への情熱は未だケニアで衰えるところを知らない。

このブログをみて、誰よりも驚いているのは私の家族であることは間違いない。

今日の昼で三日三晩食べ続けたカレーはようやく終わりを迎えた。
家族には嫌がられた香辛料のやたらと効いたカレー。
もちろん最後までおいしくいただけた。
食の充実を貪欲に求めるがあまり、1人暮らしが始まってからというもの毎日胃がもたれている状態である。なんとか体重の現状維持に努めたい。

思い返せば小学生のころから教師になりたいと一筋に思っていたが、2度ほど数日ではあるが将来の夢が変わったことがある。
中学校の頃に専業主婦を夢見たのと、高校生の時に料理人を夢見たことだ。
思い返せば、懐かしい過去の夢。

今から思えば、一番簡単になれると思っていた専業主婦が一番難しい・・・。



高校時代の友人と讃岐うどん食べ歩き旅行で香川県に行った際に、
金毘羅さんの麓で教えてもらったうどんを作る技術が、
まさかケニアで役立つとは思いもしなかったが、記憶をたどり作ってみた。

足で何度も踏み、しっかり寝かして、切り、大量の湯で茹であげる。

ナイロビの韓国食材店で購入した麺つゆにつけていただいた。

大変コシも強いうどんでおいしく頂くことができた。
こうして家でのんびり生活していると、ケニアの同年代(25~30歳ほど)の女性たちが家庭を持ち、すでに2~3人の子供を待っている現状が理解できる。その第一子はすでに小学校高学年や中学生であることも少なくない。
ケニアの田舎に住む人々は裕福ではないうえに、お金を使う場所もなく、その使い道も数多くない。
言い方はとても悪いが、結婚して子育てをする他にすることがない。

日本は、本当にやれることが溢れているなぁ。としみじみ感じる。

0 件のコメント: