ようやくスワヒリ浸けの一週間を終え、待ちに待った金曜日の夜。
メンバーたちと外食に出かけた。まだまだ、観光気分の私たち。
いろんな動物の肉が食べられるというレストラン『カーニバル』へ!
牛・豚・鶏を筆頭にダチョウ、クロコダイル、ひつじ、牛の睾丸などが続く。
中でもダチョウとクロコダイルは非常に美味で、メンバーとのお酒も話もいつもよりひときわ弾んだ。
ディスコに移りバーテンダーと談話。
自分がHIV対策隊員としてケニアに来たことを伝えると、HIV感染経路について日本ではどういったことが正しいと教わってきたのかと質問された。
説明してみて、その内容はケニアと相違がなかったものの、一般のケニア人がどういった意見を持っているのかを知るチャンス到来!といくつかの質問をしてみた。
日本との明らかな違いは一般人のエイズに対する関心の高さ。
28歳の彼は子供のころから月に一度はHIVの教育を受け、彼女とも毎月のようにそのことについて話すということだった。「結婚を決意したとき、HIVに感染しているかどうかを確認することは当然のことだよ。君たちの仕事は素晴らしい。」と話してくれた。
自分の意見をしっかり持っている彼に感動したのと同時に、一般人の若者とのたわいもない会話の中で、HIV/AIDSについての情報や意見を共有できたこと、私たちの活動自体が意味を持つものだと感じられたことが何よりの収穫だった。
日本では出来ない体験だろう。
ケニアはHIV教育に関して先進国であるということを実感した。
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