今週の月曜日。
HIV/AIDSの患者向けのデータソフトを製作配布しているアメリカのNGOに一通のメールを送信した。
ダメもとで。
しかし、辞書やネットのビジネスメールの基本やら、ネイティブの友人の最終チェックなど念入りに
自分が持てるものをフル活用して、現状の改善に向けての自分の思いをしこたま込めた。
「ナイバシャで一番だと紹介された私立病院で貴社のデータ管理ソフトを見て感動しました。
うちの病院が抱えているデフォルターの現状は深刻なものです。
私たちには調べるシステムがありません。
深刻な状況への打開策として貴社のソフトを是非導入したいと考えています。
一度うちに来て院長に紹介していただけませんか?」
簡単にまとめると以上のような内容。
その20分後に相手から返信が入った。
「今週金曜の午前10時、そちらに伺ってもよろしいですか?」
それが今日だった。
本日午前10時半、わが病院の院長室にて、
そのデータソフトをナイバシャ県内の3つの県立病院で導入することが決定した。
このNGOはケニアのHIV/AIDS国家プロジェクトにも支援をしていて
いずれケニア全土に広めていこうという流れもあるらしい。
ナイロビ支社から来たメンバーは余裕を持って30分前に病院到着。
このNGO迅速な対応と、プレゼンの巧さに感動しっぱなしの今日の会議だった。
会議の細かい部分はもちろん何言ってるかさっぱしわからんのだけども、
院長が引き込まれていくのがよくわかり、会議全体から前向きの雰囲気が伝わった。
両者を引き合わせることが出来たこの時点で私の役割は終了。
来週から導入に向けて病院のシステムプログラマーとの打ち合わせが始まる。
実は4ヶ月前、私立病院に見学に行った翌日に、レコードオフィス(データ管理室)のスタッフからそのNGOにメールを送ってもらった。自己紹介もなく、3行ほどのメールだったため、メール作成画面を見たときに「これじゃ相手にされない」とは思っていたが、予想通り4ヶ月たっても返事が来なかった。
実際、データソフト導入となるとレコードオフィスの協力が必要であり、自分の力量を完全に超えてくる仕事なので実は少しあきらめてもいた。
今日の会議の最後、院長と握手した際に「MIHARU、グッジョブだ!」を聞いて、
「おっさん、アンタもな!」と思ってしまったほど気分の高揚したニヤけた瞬間だった。
やった!!!!!
やった!!!!!
2 件のコメント:
ガッツのガッツと情熱勝ちだね~
ナイバシャに革命を起こしたね~
>あのBeautifulMさんですね
今日のサムライFCは楽しかったね。
あんたの情熱に、何度も刺激されて今がある。
さて、キャラバンもがんばろう!!
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