(過去ブログ:母子感染予防)
研修中の看護学生が触診中 19歳、がんばってました。 |
昨日は17名の初診の妊婦さんたちがきたが、
すでに妊娠6カ月の人、妊娠7カ月の人が
半分以上を占めていた。
診察後には看護師による1時間のPMTCT(HIV母子感染予防)
妊婦教室が始まる。
月ごとに担当ナースが代わるので、
今まで4人ほどの教室に参加したが
担当者の個性によって作り出す雰囲気も内容も様々。
(内容が様々なのはどうかとも思うが・・・)
今月の担当者はいつも元気でパワフルなタビサ。
太りすぎてしまった妊娠6カ月の妊婦さん。 胎児の心音を必死に探し続けるタビサ。 |
特に「妊娠中の夫の浮気を防止するための心得」は気合いが入っており、他の担当者のときは出てこなかった内容だった様な気がしたけど
妊婦たちはそんなタビサに圧倒されつつも
恥ずかしそうにしながら聞いていた。
昨日のHIV検査では陽性者は出なかったが、12月中旬から主要メーカーのHIV検査キットに誤診が出るということで全回収になった結果
今週火曜日には院内のHIV検査キットが底をつき一時ストップしている状態が続いている。
その中で妊婦は検査対象最優先としてHIV検査を続けているのだが、在庫にも限りがある。
その後の目途も立っていない様子で、現場はしばらく待ちぼうけの状態が続く。
仕事ができないVCTカウンセラーは、火曜日からも勤務としていつも以上にVCTルームにちゃんといるし・・・。
ピンチはチャンスとはよくいうけれど。
グローバルファンドのエイズ予算が大幅に削られる今後に向けて、
ケニア自らが動くきっかけとなればいいのだけれど、
それはとてつもなく難しいと思わされるここ数日の状態。
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