2011年10月26日水曜日

無事、ナイロビを出る。

無事だとかいうと少々大げさな気もするが、本日無事にナイロビから任地ナイバシャに帰ってきた。
ここ最近、ケニアでは物騒な事件が連発して起きている。

“ナイロビ ノ バー デ バクハツ. フショウシャ アリ. ダウンタウンニ チカヅカナイデクダサイ”
“ナイロビ バスステージ デ バクハツ. シシャ アリ. チカヅカナイデクダサイ.”

こっちとしても絶対に近づきたくないのだが、詳細な場所がわからないだけに恐ろしさは倍増。

9月下旬に起こった連続外国人誘拐事件以降、
急激に増えている緊急SMSと大使館からの安全管理対策メール。
16日 -  その誘拐事件にソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アルシャバブ」が関与していると
        判断したケニア軍がソマリア南部に侵攻を開始。
17日 -  撤退要求に応じなかったケニア軍に対してテロ組織から報復予告が出される。
24日未明-ナイロビ中心部のローカルバーに手榴弾が投げこまれ13名以上が負傷する事件発生。
24日夕方-ナイロビ中心部のバス停で手榴弾が爆発し1名が死亡、8名が重症の事件発生。

テロ組織の予告通り、報復が始まったということらしい。

今回の連続爆破事件を受けてJICA事務所からはナイロビへの移動禁止の連絡があった。
どの方面に向かうマタツも、今回の標的となっているナイロビ中心部(人の多く集まる場所)が
中継地点となるため出ることも来ることも禁止。
結局ナイロビにいた私は月曜日はそのままドミトリーに待機。

わざわざ報復予告を前もって出す利点ってどこにあるんだろうか。
報道官とはいうけれど、報復予告なんて、どのような場で宣言して
それをどのようにしてケニア政府が受け取っているのだろうか。
オフィシャルレターみたいなものが存在するんだろうか。

・・・・などど、いつも通り平和な時間の流れるドミトリーで隊員同士話していた。

そして本日早朝にタウン内を経由しないJICA号でわざわざ任地まで送り届けてもらった。

今後、しばらく様子を見守ることとなる。

それより、テロの終わりっていつなんだろう。それもちゃんとお知らせしてくれるんだろうか。

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