昨日のイブから、完全に浮かれているケニア人多数。
私の病院は、マタニティや入院病棟などは24時間体制。
よって、本日はクリスマス豪華ランチと豪華ディナーが振舞われるということで、出勤日ではないが病院にいった。
もちろん、やましく豪華ランチにありつくためではなく、調理の手伝いが目的。
スタッフと、入院患者をあわせた約300人分の食事。
本日は一年の締めくくりとしてふさわしいくらい、休みなしで働き続けた。
まず、朝7時半から血抜きされている鶏をひたすら切り分ける作業。
私も担当の15~20羽の鶏を8~10等分していった。
開始早々、関節をはずしつつ繊維に沿って切っていくコツをつかみ、ただ黙々と鶏を切り続ける。
なかなか、楽しい。
KFチキンの下請け会社にでも就職した気分であった。
ここが手羽先で、ここにナンコツがあって、ここはササミで、これがクリスマスに定番の脚の部分かぁ、と、居酒屋のメニューに定番の部位を確認しながら切り分けていく。
名古屋で食べた大量の手羽先も、一羽からはたった1組しか取れないものなんだなとしみじみ思った。
やることのないときは、豆に入った石やゴミを取り除く作業が入り、手を動かしながら食事係のおばちゃんたちとおしゃべりを楽しむ。
お昼の2時には、チャパティ、ビーフシチュー、チキン、ソーダ、バナナという想像以上に豪華な食事が人数分出来上がった。
どの病棟でも、とても好評だったようだ。
そして本日は、どこの病棟もクリスマスのデコレーションが施されていた。
クリスマスソングを口ずさむ、子供たち。
ワクワク感が伝わってくる。
買っておいたクリスマスプレゼントのキャンデーを小児科病棟の子供たちに配る。
日本の「あけましておめでとう!」と同じような雰囲気で、出会う人同士「メリークリスマス」と言い合った今日一日。
NEW YEARについては、
今日のように特別なことはしないらしいが、スタッフにはヤギの肉料理が振舞われるとのこと。
そして、それを聞いた直後に、調理場にヤギが1匹連れてこられた。
このヤギを皆でいただくとのこと。
歯磨きしているおっさんが、嘔吐く(えずく)ような声をずっと出しているヤギ。
あと数日の命である。
そして、今年も終わる。
1 件のコメント:
んもう!!
ホントうけるって!
ヤギのえづき声がきこえてきたってば!
最後の しめ方も最高!
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