年に2回行われる隊員総会。
ケニアに派遣中の約90名が一同に会し、
JICAへの要望や改善案の審議、
外部講師や専門分野を持った隊員の講義、
隊員動同志の活動報告やグループディスカッションなどを2日間にわたり行う。
特に専門分野を持つ隊員の講義は聞き応えがあり、
ケニアならではのサファリのスペシャリスト(以前に5年間のケニアサファリガイドの経験を持つ隊員・TVチャンピオン野生王国編優勝者)の先輩隊員の発表などは、
「これを聞けて、ケニア隊員でよかったなぁ」としみじみ感じるものだった。
マサイマラの動物たちの貴重な写真に魅了された。
隊員の活動発表についても、残りの活動がもう半年を切っている先輩たちの報告は現在進行形ということもあり日本で聞いたことのある報告会よりも熱気に満ちており、残された期間への意気込みが伝わってくる内容だった。
発表者として選出されている隊員の活動の共通点は、
考えるよりもまずやってみること。
その結果起こったことに対して柔軟に対応しながら、
更なる改善の糸口や新たな活動を見つけていくこと。
に突起していたように思う。
現在までの任期中に、彼らが「挑戦」した数の多さは刺激されるものだった。
翌日には、半日かけて交通安全の講義があり、ナイロビの警察官、JICA専門の警察官、日本大使館の警備班の方々から、ケニアでの被害事例を細かく講義していただき、
カージャックの見分け方や強盗に遭遇した場合の対処などなど、
犯罪の多発するクリスマス&年末に向けて非常に具体的にご教授していただいた。
とにかくケニアの治安は、変わらず悪い。
ということだった。
その後、柔道有段者のシニア隊員による護身術の実技講習があり何やかんやと楽しかったのだが、女性の隊員同士ですらなかなか通用しない術のため、何度も反復練習をするうちに、
術を上手く使いこなすよりも、未然に防げる生活を送ることが何よりだな。
と、十分実感させられた。
犯罪と無縁の生活を送れるよう、最大限の予防に努めたい。
エイズ対策の打ち合わせもあり、過密スケジュールのナイロビ滞在だったが多くの隊員との交流も深まり充実した1週間だった。
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