ナイロビ滞在後はナイバシャに帰らず、同期の加藤マリ隊員の任地シアヤに訪問に来ている。
彼女の家はケニア西部のニャンザ州にありウガンダとの国境にも近いところだ。
オバマ大統領のお父さんが住む場所でも有名である。
この地域のHIV感染率は約15%と国内でも非常に高く、そのため大部分のエイズ対策隊員がこの地域に配属されている。
予約制の長距離バスでナイロビを朝7時半に出発し、夕方5時半にシアヤに到着した。
ナイロビの疲れがどっと出たのか、10時間の移動中のほとんどを2人とも寝て過ごした。
今度は長距離バスの疲れと共に、ようやく彼女の家に着いた。
が、
1週間空けていた彼女の家は水浸しであった。
水道が壊れているのに、水道の元栓を締め忘れたらしい。
4部屋中2部屋が水没。
ポタポタと滴り落ちる水も1週間出続けるとこんな量になるんだと、感心した。
大き目のゴキブリもなぜ上に逃げなかったのか、4~5匹水没していた。
ただただ、ゆっくりとしたかったその日。
一番来てはいけない日に来てしまった。
水不足の深刻なケニアで水浸し。
この勢いで、マラリアにも罹る予感がしている。
水不足の深刻なケニアで水浸し。
この勢いで、マラリアにも罹る予感がしている。
と思いながらも、すぐに切り替えて水をかき出す私たち。
荷物を全て外に出し、生き残りのゴキブリも2匹ほど退治して、年末の大掃除並みに頑張った。
明日は今回の目的である彼女の勤務する病院に見学に行くつもりだ。
HIV感染者率の高さ、一夫多妻制の民族の地域、ケニアNO.1といわれるHIVケアセンターの体制など、うちのセンターと違ったところや参考になる所をじっくり見てこようと思う。
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