協力隊仲間たちからメールをいただき、
その後も、色んな想いが込み上げている。
海外青年協力隊とは、資金援助活動ではなく草の根支援。
そのためには、
まず、現地の人と共に生きてみることから始まる。
半年。
違う国で生きてみた。
政府の都合、組織の都合、大人の都合、教師の都合、・・・。
不条理、不平等、不当、・・・・。
現状の改善を望んでいないわけがない。
途上国の末端にいる人たちの、言葉にも、声にも出来ない想い。
上の組織の人たちに、届けることを試みることもない悲痛の声。
「あきらめ」というより、欲求を「押し殺す」習慣を持っている人々の存在。
全てを神にゆだねるしかない人生。
その存在にちゃんと気付ける環境を、協力隊は用意されているのだと思う。
一番、住民に近い場所。
病人、障がい者、子供、生徒、女性、僻地に住む人々、低所得層の人々、・・・。
いつも犠牲になる弱い立場の人々に近い場所。
私の場合は、患者さんだった。
私たちの姿を見て、
「何かを変えてくれるヤツかもしれない。」
「俺たちの思いに気付いてくれ。」
「頼む。この現状を変えてくれ。」
と、願っている人が、各協力隊仲間の後ろに大勢いる。
患者のために、生徒のために、弱い立場の人々のために・・・。
「相手の立場になって考える」
そういう感性を育ててもらえる国で生きてきた
日本の協力隊だからできること。
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