2011年5月5日木曜日

人間inマサイマラ。

先日、マサイマラ国立公園に行った。


動物が活動する時間帯に合わせて朝方と夕方に行われるゲームドライブ。

朝日や夕日に照らされた果てしなく広がるサバンナの中をサファリカーで爽快に走る。


プライドと呼ばれる集団をつくり、列を成して堂々と歩くライオンたち

小鳥たちを背中に乗せてのんびり歩くクロサイ

朝日に照らされながら獲物を捜すチーターの親子

木に登り捕らえた獲物にかぶりつくヒョウ

黙々と草原で食事を続けるインパラやバッファローの大群

おびえながらチョコチョコと走るイボイノシシたち

母親同士で仲良く子供たちを囲みながらのんびり歩くゾウの親子



なんて贅沢な時間だろうか。



マサイ族のガイドさんが色んな話をしてくれる。


『世の中で一番奇妙な動物は何だと思う?』



『…… 人間?』

『正解。』


他の動物たちは自然に背くことはないから。

人間は時折?いつも?理解できない行動をする。


人間が自然のままに生きるって、どんな状態を指すのだろう。

人間の習性、進化の過程、現時点では何を指すのだろう。


ヒトとヒトの”間”が影響し合い、紡ぎだされる不自然の連続。

だから”人間”はとても難しく、とても面白いのだけど。



実物以上でもなく、実物以下でもない。

ありのままの自分を受け入れること。

難しいことだろうか。



大自然の圧倒的な存在感の前で、ちっぽけな存在の私は、

色んなことに思いを巡らさざるを得ない。

ただ、ただ、生かされている自分に気付く。


言葉で伝えられない、感動がある。







2 件のコメント:

moroccoaki さんのコメント...

行きたい!!観たい!!撮りたい!!

Miharu Shimizu さんのコメント...

フフフ。
そそられるやろ~!
モロッコからは来れんのかいな?

私は最近、一眼の基本知識を押さえたよ。
あとは実践あるのみ。