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2011年2月18日金曜日

野外ライブ参戦。

ワークショップを終えた翌日の夜には、
ケニア国内最大手の携帯電話会社サファリコム主催の野外イベント
「The Kisumu KENYA LIVE Concert」(5:00pm~2:00am)に参戦した。

ケニアでとっても有名な歌手がわんさか出演していたようだ。
心地のよいスワヒリや英語の歌が延々と続く。

私にとっては人生初の野外ライブだったので日本との比較が出来ないが、
野外ライブマスターの同期隊員から言わせると「日本とまったく変わらん」ということだった。

夜の娯楽施設が少ないために、キスム内だけでなく
その周辺の全ての若者がここに集結したのではないかと思うほどの来場者。
 来場者の9割が若い男、その他にはカップルや女性がちらほら。

ひたすら踊るのに夢中の人、
歌うのに夢中の人、
女を探すのに夢中の人、
愛し合うのに夢中の人
人のモノを盗むのに夢中の人、
スリに遭わないように夢中の人、
いろんな人が集まって会場は熱気と興奮に満ちていた。

人の多く集まるところにスリあり。
見つかった犯人は、案の定、周囲のケニア人にボッコボコのメッタメタに制裁を加えられていた。
もうどっちが被害者かわからないほどに・・・。

彼らは、何かと熱しやすい。(仕事以外のことに・・・。)
会場の入り口でも、集まりすぎた来場者をうまくさばき切れなかったようで乱闘が起き、流血していた人を見かけた。

午後11時過ぎ、あまりに多くの人々が押し寄せて、少々身の危険を感じたのでホテルに帰ることにした。

こんなに大勢集まった若者を見ると、
ここにVCT(HIV検査)のテントが張りたくなる。

次々に登場する有名な歌手たちが口をそろえて「サファリコム!!」といってるところを、
「Use a Condom!!」「Check your status!!」と言わせたくなる。
影響力は計り知れないだろうに・・・。

そんなことを考えながらも、とても楽しい夜のひとときだった。


両サイドに大画面が完備


激しく踊り続ける歌手と私の隣りにいた男性。



スリから見れば、絶好の餌食・・・。
被害がなくって本当によかった。


野外できらびやかなライトに照らされて、
こんなケニアの顔もあるんですね~。


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