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2010年12月19日日曜日

続。希望の星、協力隊。

2日前のブログ「「希望の星、協力隊」を書いてみて、

協力隊仲間たちからメールをいただき、

その後も、色んな想いが込み上げている。


海外青年協力隊とは、資金援助活動ではなく草の根支援。

そのためには、

まず、現地の人と共に生きてみることから始まる。


半年。

違う国で生きてみた。

政府の都合、組織の都合、大人の都合、教師の都合、・・・。

不条理、不平等、不当、・・・・。


現状の改善を望んでいないわけがない。


途上国の末端にいる人たちの、言葉にも、声にも出来ない想い。

上の組織の人たちに、届けることを試みることもない悲痛の声。

「あきらめ」というより、欲求を「押し殺す」習慣を持っている人々の存在。

全てを神にゆだねるしかない人生。

その存在にちゃんと気付ける環境を、協力隊は用意されているのだと思う。

一番、住民に近い場所。


病人、障がい者、子供、生徒、女性、僻地に住む人々、低所得層の人々、・・・。


いつも犠牲になる弱い立場の人々に近い場所。



私の場合は、患者さんだった。

私たちの姿を見て、

「何かを変えてくれるヤツかもしれない。」

「俺たちの思いに気付いてくれ。」

「頼む。この現状を変えてくれ。」

と、願っている人が、各協力隊仲間の後ろに大勢いる。


患者のために、生徒のために、弱い立場の人々のために・・・。

「相手の立場になって考える」

そういう感性を育ててもらえる国で生きてきた

日本の協力隊だからできること。

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