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2010年7月17日土曜日

任務に向けて。

今日の休日はとっても忙しく、3本立て!

1.同期隊員が以前働いていたHIVの治療も行っている診療所の見学
2.同期隊員が以前活動していたNGO関係の専門家たちと昼食
3.ナイロビの都会へ買い物にいく


実はこれらは全てJICAのカリキュラムではなく、エイズ対策の同期隊員がアポイントを取ってくれたものばかり。

ここ最近、スワヒリ語の負担をいかにして少なくするか。ということと、
いかにしてナイロビ生活を堪能するか。ということだけを考えて生活していた私。

しかし、よく考えるまでもなく私のミッションはケニアでの「エイズ対策活動」!

同期のエイズ対策隊員5人の結束は固く、
来週の任地訪問に先駆けて、ぜひケニアの医療に触れてみよう!とみんなで出掛けた。

↓ 車が路肩に上がってくることもしばしばなため、きれいに縦に並んで歩く。



↓診療所の受付と待合室


プライバシー保護の視点から、外にはHIVについての看板は一切みかけない。


診察室



同期隊員が働いていたのは今から5年前のこと。
久しぶりに訪問して、いくつかの変化に気付いたらしい。

大きな変化はHIV専用の診察室・カルテ棚が出来ていたこと。
ここ数年で政府の焦点がHIVにあてられたこともあるだろうが、何よりこの診療所内での需要が増えたことが一番の原因だろう。

この診療所の一日の外来患者数は約100人、そのうち6割ほどがHIV治療患者とのこと。
いままで勉強してきたものの、「HIV患者が半分を超えている」という点でやはり多いという印象をもった。
施設内の設備については充実していない部分もあるが、治療に携わっている人々のサポート体制は非常に充実していた。
また、HIVの治療は無料で、薬も無料に近い額で購入できるという。
同じ日本人の医者やスタッフが働いていて、このような理想形をケニア国内で見られたことは非常に参考になった。



その後、ケニア・スーダン・日本など様々な所で活動中のNGO関係者や協力隊OBの方たちと海外生活を語りながらの昼食。

料理が来るまでの1時間半、習ったスワヒリ語で「まだ?」「おなか減った!」を連発してスワヒリの実践練習。
ハエが飛び交う中ではあったが、ケニア料理とおいしい焼き肉をいただいた。




そして、最後の締めは既にそこへ行ったことのある隊員がみんな口を揃えて
「あそこはもはや、ケニアではない。」と言い切るスポットへ・・・。



終始まぶしいそのショッピングモール内には人工の川が流れていた。
屋上にはプールや逆パンジーのアトラクションがあり、自分が途上国にいることを疑った。



しかし、すぐに切り替え、中国料理を満喫して解散!


今日を振り返ってみて・・・、

ケニアで出会う日本人たちは独特な人生を歩んでいる。

ケニア以外の国も転々として現在に至るという人ばかりで、長期間住み、さらに結婚している人も多くいる。


さて、その人たちの視点は、今のケニアをどのように捉えているのだろう?

初めてケニアに来た私との違いはなんだろうか?


いつも、興味深く感じて、色んな質問をぶつけている。



3 件のコメント:

sari さんのコメント...

ヘイ!
うまくコメントできるかな~。
テストしてみます!!

sari さんのコメント...

コメントできた~!!
なかなかブログってものを使いこなせないですわ・・・。
では,こってぃの活躍をここで楽しみに見させていただきます。

Miharu Shimizu さんのコメント...

サリ!
早速コメントありがとう。うれし~い♪
気軽~に読んでいただけたら幸いです。
ナイロビにいるうちに更新し続けます!